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院長インタビュー

Interview

院長インタビュー 妥協しない診療で患者さんを幸せに

医療法人KDCの理事長であり、北浦和かねこ歯科クリニックの院長である金子英晴のインタビューです。
歯科医師になったきっかけ、診療へのこだわりから患者様への思い、プライベートのことまで聞いてきました。(取材日2025年3月10日)

親からの後押しと、
必死で食らいついた新卒時代

歯科医師を目指したきっかけを教えてください。

歯科医師を目指したきっかけを教えてください。

私が歯科医師を目指すきっかけとなったのは、小学校6年生から高校2年生までの間に行っていた歯列矯正の経験ですね。この期間、毎月歯科医院に通っていたので、歯科衛生士さんとも仲良くなりました。彼らの丁寧な対応や専門知識に触れることで、自然と歯科医療に興味を持つようになったんです。

高校2年生の時に進路を考える中で、歯学部という選択肢が浮かびました。
母が看護師だったこともあり、医療の道に進むことに対して親からの理解と後押しがありましたね。
両親は土地を売って私の学費を工面してくれました。歯学部入学前に、両親がそのお金を机の前に並べて見せられた光景は忘れられません。
その光景を見て、私は「絶対に歯科医師になるんだ」と決意をさらに固くしました。
このような家族の支えがあったからこそ、今の私があるのだと感謝しています。

大学に進学してからは、一人暮らしを始めました。学業に専念しながらも、サークル活動にも参加しました。大学では、親が医師や歯科医師という家庭の同級生が多く、彼らからは多くの刺激を受けましたね。
そうした環境で学ぶことで、自分の目指すべき道がより明確になりました。

歯科医師としてキャリアをスタートさせてからは、どのように過ごしてきましたか。

新潟にあるクリニックでキャリアをスタートさせました。とてもパワフルな理事長が率いる医療法人でした。
そのクリニックは非常に人気があり、常に患者さんが待っている状態でしたね。そんな環境の中で、私はとにかく食らいついていくしかありませんでした。
毎日が学びの連続で、理事長や先輩方から多くのことを教わりながら、実践を通じてスキルを磨いていきました。

その当時から様々な治療に興味があったので、休みの日にはよく勉強会に参加していました。今でも休診日に勉強会や学会に参加することが多いのですが、新卒のころからそれがずっと続いている感じですね。こうして4年ほど働きながら、多くの経験を積んできました。

新卒で入ったクリニックで4年ほど勤めたころ、大学の同級生が勤める都内の医療法人に見学に行きました。そのとき見させてもらった診療の質が非常に高く、非常に感銘を受けたことを今でも思い出します。その先生は後に私が入職するクリニックの院長なのですが、仕事や医療に対する姿勢もその院長から教わりました。

その医療法人には、経験豊富で質の高い診療をする歯科医師がたくさんいましたし、東京に近づくことで勉強会に通いやすくなるのも良い点でしたね。その法人では13年ほど勤め、副院長としても8年くらい働きました。

このような厳しい環境での経験が、私の歯科医師としての基礎を築き、後に開業する際の大きな糧となりました。

素敵な職場と先生に出会ったのですね。開業に至るきっかけは何ですか。

そうですね、素晴らしい職場と先生たちに恵まれました。私が勤めていた医療法人は層が厚かったですし、よい診療をできている自負もありましたが、さらに精度の高いレベルの医療を提供したい、そして自分の理想とする医療チームを作りたいという思いが強くなりました。
医療法人という組織の一員である以上、ルールの中でやらなければいけないことも多くありましたしね。

私は「三方よし」という言葉が好きで、患者さん、スタッフ、そして世間(業者さんや地域の方々など)、皆に認められるクリニックを作りたいと考えていました。それを実現するために、開業を決意しました。

コロナ禍の開業、
「私自身が通いたい歯医者」
を目指して

北浦和の土地を選んだのには理由がありますか?

北浦和の土地を選んだのには理由がありますか?

これは本当にご縁です。色々な場所を見て回りましたが、北浦和は特に活気があって、住みやすそうでもあると感じました。見学に来て一発で好きになりました。子どもたちも多くて、将来性がある地域だと思います。大家さんも素敵な方で、その点も大きな決め手となりました。
私たち家族も、開業を決めてから北浦和に引っ越してきましたが、実際に住み始めて、間違ってなかったなと思っています。本当にこの土地を選んでよかったです。

クリニックのこだわりは何ですか。

感染対策、衛生管理もそうですし、壁紙一つとってもこだわりましたのでいろいろありますが、トー タルで安心感を与える雰囲気づくりには特にこだわりました。
プライバシーや安心感、開放感などを考慮した配置や色使い、高い天井づくりにも気を配っています。またクリニックに使っている緑のカラーは、安心、リラックス、清潔、信頼をイメージしています。
患者さんの不安な気持ちが少しでも和らいだらうれしいですね。

ロゴについては「金子だから猫はどうかな?」という、何気ない私のアイデアからたまたま決まりました。(笑)
妻が猫好きで、家でも飼ってるんです。猫の尻尾が歯ブラシになっているのはとても気に入っています。

コロナ禍の開業でしたよね。大変ではなかったですか。

コロナ禍の開業でしたよね。大変ではなかったですか。

はい、2020年8月に開業したのですが、コロナ禍での開業は本当に大変でした。緊急事態宣言が発令されて工事が止まったり、不安なことがたくさんありましたね。
感染対策、衛生管理には特に気を使いました。当院はスタンダードプリコーションに基づく考え方で衛生管理をしており、どこを見せても恥ずかしくない状態にできていると思います。勤務医の先生方が評価してくれた部分でもあります。
自動洗浄機や滅菌機は世界最高水準の物を導入していますし、各診療室に口腔外バキュームを設置、院内を流れる水も除菌装置を通していますので清潔です。 お金はかかりましたが、やって良かったです(笑)

当院にはスタッフやその家族、その友人が治療に来てくれています。内部を知る人が治療を受けてくれている、紹介してくれるということが、その一つの証明だと思っています。

このように、皆が安心して通えるクリニックを目指して努力してきました。
私は「私自身が通いたい歯医者」を目指しているんです。当院に関わる人たちが、自分が患者として通いたい、他の人にも勧めたい、と思えるようなクリニックを作ることが、私の目標です。

治療に対して正直でありたい

診療において大切にしていることはありますか

診療において大切にしていることはありますか

まずは、妥協しないことです。 時間がかかっても中途半端にはしない。納得してもらえるまで説明することも心がけています。治療に対して正直でありたいと思っています。
そして、過信しないこと。人がやることなので、見落としが起こる可能性があります。それを最大限減らすためにマイクロスコープやCTなどを活用しています。可能な限り保存的な治療を行い、神経を残すことにこだわり、抜かなくてよい歯は残すようにしています。

「何のために歯科医師になったのか」という初心をいつも忘れないように心がけています。患者さんにとって最善の治療を提供し続けるために、常に努力を惜しまず取り組んでいきたいと思っています。

将来的なクリニックのビジョンを教えてください。

将来的なクリニックのビジョンを教えてください。

同じ志を持った同志を増やしていきたいと考えています。クリニックに勤める皆が高いレベルの医療を提供できるように、これからもレベルアップしていきたいです。
そして幸せになる患者さんをもっと増やしたいです。そのためにはクリニックを増やすことも視野に入れています。

すべての治療を医院内で完結できるようにし、質の高い医療を提供できるようにこれからもまい進していきたいです。患者さんにとって最善の治療を提供するために、常に努力を惜しまず取り組んでいます。

患者さんに伝えたいことはありますか。

人生100年時代と言われる現代において、歯に困る方が増えています。歯の健康を意識し、大切にしてほしいと強く願っています。

セルフケアや生活習慣の見直しが非常に重要です。
ご自身で行うセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスのどちらもしっかりと行っていっていただきたいですね。
日々の歯磨きや定期的な歯科検診を欠かさず行うことで、歯の健康を維持することができます。
健康な歯を保ち、長く自分の歯を使うことができるよう当院がサポートさせていただきたいと思います。

休みの日は何をしていますか。

休みの日は、ジムに通って体を動かしています。
最近はめっきり減りましたが買い物に出かけることも好きです。
馴染みの店があり、そこに行って店員さんとおしゃべりするのが楽しみなんです。

とはいえ近場で過ごすことが多く、公園に行ったりすることが多いです。家族と一緒に過ごす時間が何よりも楽しいですね。

ただ、最近は勉強会や学会に参加していることも多いので、休みとはいえ完全に仕事から離れることは少ないですね(笑)
常に学び続けることを心がけています。

歯科医師でなかったらどんな職業になっていたと思いますか?また、なりたかった職業はありますか?

歯科医師でなかったらどんな職業になっていたと思いますか?また、なりたかった職業はありますか?。

もし歯科医師でなかったら、映画監督になりたかったです。
学生時代は毎週映画を見ていて、自分でも映画を撮ったりしていました。
また、父親がエンジニアだったこともあり、エンジニアの道もあったかもしれません。
技術やものづくりに興味があったので、私が歯科医師の道を選んだのには、その影響も受けていたかもしれません。

取材者:関根 航平(医療法人KDC 事務長)

取材者:関根 航平(医療法人KDC 事務長)
複数の大手医療法人にて、人事部長や事務長として経営管理を経験。理事長 金子英晴の医療へ向き合う姿勢に胸を打たれ、現在は医療法人KDCの事務長として従事している。