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5月病より気づきにくい!?『歯周病』にご用心。連休明けこそお口のケアを!

こんにちは。北浦和かねこ歯科クリニックです。

春は出会いと別れの季節。新しい環境に飛び込んだり、新たな生活リズムに慣れようとがんばったり、無意識のうちに私たちの体や心はストレスを受けています。
そんな中、先日は待望のゴールデンウィークがやってきましたね。皆さんは、どのようにお過ごしになりましたか?

しかし楽しい連休が終わると、こんな声が聞こえてくることはないでしょうか?

「何となく体がだるい」
「朝起きるのがつらい」
「やる気が出ない」

そう、これは「五月病」と呼ばれる心と体の疲れ。
でも実は、体の内側だけでなく、口の中でも不調が起きている可能性があります。

「心の五月病」と「お口の異変」

五月病と聞くと、精神的なものをイメージする方が多いのではないでしょうか。
実はストレスや疲労は自律神経が乱れ免疫力を下げる要因となり、歯周病などの口腔トラブルにもつながりやすいのです。

「なんとなく歯ぐきが変」
「口臭が気になる」

こんな症状の方はいらっしゃいませんか?

もしかしたら5月病の裏で、歯周病の症状が静かに進行しているかもしれません。

歯周病とは?

歯周病とは、歯を支えている歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が炎症によって最終的には歯が抜けてしまうこともある病気です。
初期にはほとんど症状がなく、「気づいたときには歯がグラグラ」「抜けそう」といった重症化の段階まで進んでしまうこともあります。

まさに、サイレントディジーズ(静かなる病気)

原因はプラーク(歯垢)に含まれる細菌。
日本人の30代以上の約8割が歯周病予備軍とも言われていますね。

厚生労働省が発表している令和4年歯科疾患実態調査では、4mm以上の歯周ポケットを有する方の割合が約50%との調査結果もありました。

 

5月病の主な症状 歯周病の主な症状
朝起きるのが辛い

だるさや疲労感が取れない

集中力が続かない

食欲がない、または過食してしまう

精神的な不安や落ち込みを感じる

歯茎が腫れ、出血しやすくなる

口臭が強くなる

歯が揺れる、または歯の間に隙間ができる

歯が痛む、噛み合わせが悪くなる

 

5月は心とお口のメンテナンス月間に

「なんとなく気分が晴れない」「やる気が出ない」

──そうした状態が長く続く場合、鬱などの精神的な不調が隠れていることもあります。心の声に耳を傾け、「つらいな」と感じたときには、無理せず周囲や専門機関に相談することも大切です。

「連休明けでしんどいな…」そんなときこそ、自分の体と心にやさしく目を向けるチャンス。

五月病には、気持ちのリセット
歯周病には、お口のリセット

5月はちょっと立ち止まって、自分の「内側」と「お口」に向き合ってみませんか?
私たちも、皆さんのお口の健康への一歩をお手伝いしています。

”身体の健康はお口から。” ぜひ検診にいらしてください。

気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。

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