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11月14日は世界糖尿病デー🌏お口の中から体の健康を守りましょう!

1114日は世界糖尿病デーという事ですが、みなさんご存知でしょうか?

以前は東京タワーなど様々なレジャー施設が青くライトアップされたこともあるそうです。もしかしたら今年もニュースなどで取り上げられるかもしれませんね。

という事で、今日のブログは歯周病と糖尿病の関係についてになります🌏

 

糖尿病とはどんな病気なのか?

血液中のブドウ糖(血糖)が増えて、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。

本来は、すい臓から出るインスリンというホルモンが血糖を一定にコントロールしていますが糖尿病の方はインスリンがうまく働かない状態になります。

 

糖尿病は大きくI型とII型糖尿病に分けられます。

I型糖尿病…すい臓の機能がうまく働かない状態。すい臓のβ細胞が壊されてインスリン分泌が減少したり、インスリンが出なくなるなど。

II型糖尿病…最も多いといわれています。原因は遺伝的要因に加え、偏った食生活(糖質や炭水化物のとりすぎ)、運動不足、ストレス、などがあります。肥満の方だけでなく痩せている方でも糖尿病になります。

ちなみに、現在日本の糖尿病の患者数はおよそ950万人だそうで、5人に1人が糖尿病かその予備軍になるそうです。

 

血糖値が高い状態が続くと…

・血管が損傷して体の抵抗力が下がり、さまざまな合併症を引き起こす。

・抵抗力が下がるので健康な人に比べて歯周病になりやすい。進行しやすくなる。

・高血糖状態を改善させるために体内の水分を使うので口が乾きやすくなる(細菌が繁殖しやすい状態となる)

 

歯茎に炎症があると…

・炎症物質が歯茎の血管を通して体内に入り込むことで、インスリンの働き(血糖値をコントロールする働き)が弱くなるため糖尿病が悪化する

このように

糖尿病が悪化すると歯周病も悪化する

歯周病が悪化すると糖尿病も悪化する

という負の連鎖があります。

 

断ち切るためには、糖尿病の治療だけでなく歯周病の治療も受けることが必要です❤️‍🩹

歯茎の炎症を抑えると、インスリンが効きやすい体になるので、糖尿病も改善されます。

 

歯周病の治療では歯の汚れや歯石をとりますが、それに加えて適切なブラッシングが必要です🪥

きちんと汚れが取れているのか不安な方は、歯科医院でチェックしてもらいましょう。

最後に、正しい食生活を意識して間食を控えることは糖尿病予防だけでなく歯周病と虫歯の予防にもつながります。

無理のない範囲で少しずつ始めてみましょう🕊

 

 

北浦和かねこ歯科クリニック

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