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毎月19日は「食育の日」

┃食育ってなんだろう?

 

「食育(しょくいく)」という言葉はかなり一般に浸透していると思います🥢
食育とは、食べることを通して「心と体の健康を育てること」です💪

たとえば、栄養バランスを考えた食事を選んだり、家族で一緒に食卓を囲んだり。
そうした小さな積み重ねが、「食の大切さを知る力」や「健やかに生きる力」を育てていきます🙌

食べることは、お口の健康のスタート地点です。
どんなに美味しい食材があっても、歯が痛かったり、噛みにくかったりすれば楽しめませんよね。
だからこそ、「食べる力」を守ることこそが、食育の第一歩なのではないでしょうか。

 

┃毎月19日は「食育の日」

 

毎年6月は食育月間(農林水産省:食育月間ページ)、

そして、毎月19日は「食育の日」(政府広報オンライン:食育の日ページ)なのです。
「19(いく)」=「育(いく)」の語呂合わせから、食育を広めようと国や自治体が定めています。

さらに6月は「食育月間」として、全国的にキャンペーンやイベントも行われています。

この日は、難しいことを考える日ではなくて、「今日は何を食べようかな」「誰と食べようかな」🤔
そんなふうに、「食」に少し目を向けてみる日だと思ってもらえたらまずは十分なのではないかと思います。

 

┃「食べる」と「お口の健康」はつながっている

 

食べるという行為には、たくさんのお口の機能が関わっています👄

・噛む
・舌で食べ物をまとめる
・唾液と混ぜて味覚を感じる
・飲み込む

これらがうまく働かないと、「食べる楽しみ」が減ってしまいます。
むし歯や歯周病、入れ歯の不具合、噛み合わせのズレなども、食べにくさの原因になります。

よく噛むことで唾液が出て、食べ物の味も感じやすくなります。
また、噛む回数が増えると満腹感が得られやすく、食べすぎ防止にもつながります。
お口はただの食べ物の入り口ではなく、「食を楽しむための大切な器官」なんですね🌞

 

┃共食(きょうしょく)の力

 

近年は家族そろって食事をする「共食」の機会が減少しているようです😢
一人での食事「孤食」や、集まったとしても別々のものを食べる「個食」、「コショク」という言葉もよく聞くようになりました。

一方で、皆で食卓を囲む「共食」の大切さも見直され、再び注目されています。
家族や友人、仲間と一緒に食事をとることを指します。

ひとりで食べると、どうしても黙々と早く食べてしまいがち。
でも誰かと一緒だと、自然と会話が生まれ、笑顔が増えます。
そのとき、よく噛み、よく笑い、唾液もたくさん出ます。

以前テレビで、料理人の方がこんなことを言っていました。

「笑うと味蕾(みらい)が開いて、食べ物の味をもっと感じられるようになる」と。

 

味蕾(みらい)とは、舌の表面にある味を感じるための器官です、

料理人の方のこの言葉、科学的な根拠はわからないのですが、なんだか分かる気がします。

 

特別なことはしていないけど、

林間学校で作ったカレーがやけに美味しかったり🍛

山頂で食べるコンビニのおにぎりが忘れられなかったり🍙

旅行の早朝に車で食べた朝マックの味がおいしかったり🍔🚙

 

あれって、環境や一緒にいる人、そして「笑顔」が味を深めてくれているのではないでしょうか。

 

「美味しいは楽しい」――そのように思います🌞

 

┃身体の健康は、お口から

 

お口の健康は、食事を楽しむための土台です。

そして私たちの身体は食べたものでできている。

身体の健康の入り口はお口から、です。

当院では、定期検診やメンテナンスはもちろん、噛み合わせや舌の使い方など、「食べる力」を保つためのご相談も可能です。

定期的な検診でむし歯や歯周病を防ぐこと、しっかり噛める噛み合わせを整えること。どちらも“食べる力”を支える大切なケアです。

 

┃まとめ

 

毎月19日の「食育の日」。
ちょっとだけ食べることを見直す、良いきっかけにしてみませんか?

・今日は誰と食べよう
・少しよく噛んでみよう
・バランスの良い食事を心がけてみよう
・食卓で笑顔を増やそう

そんな意識のひとつひとつが、食育の第一歩です。

北浦和かねこ歯科クリニックが、これからも「食べる、笑う」を全力でサポートしていきます!

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