ブログ
Blog
Blog
こんにちは😃
朝晩はだいぶ肌寒くなってきましたね。
今の時期は体調を崩している方も多いので皆様もお気をつけください😊
今回は「歯を壊す力」についてご紹介します。
虫歯と歯周病にも歯を傷つけ壊してしまう原因があります。
それが、歯に加わる「過剰な力」です。
「歯を傷める力」とは?
「歯を傷める過剰な力」は大きく分けて2種類あります。
🍁ひとつは「歯ぎしりの強い力」です。
歯ぎしりは眠っているときに無意識に行われるので力加減が出来ず、起きているときよりも強い力が歯にかかります。
歯ぎしりは1時間に5〜6回程度で短時間ですが、力が強く、そのうえ歯をギリギリと擦るように揺さぶるので歯には大きな負担がかかります。
🍁もうひとつが「TCH」と呼ばれる「上下の歯を無意識に接触させる癖」です。
歯は食事や重い物を持つ時などに一時的に噛む時以外、本来は離れています。
しかし、上下の歯を接触させる癖のある方は力を入れて噛んでいなくとも、
ごく弱い力が長時間歯に加わることで顎関節症になったり、歯や詰め物・被せ物を傷めてしまうこともあります。
歯ぎしりやTCHをしているとこんな特徴が出ます。
他にも頬の内側に線のような痕がつくこともあります。
TCHが長時間行われると、口の筋肉によって内側の頬の柔らかい粘膜が歯と歯の間に押し込まれ痕になってしまいます。
朝は頬の内側に痕があるけど夕方には痕がなくなった場合は、おそらく夜はくいしばりをしている可能性が高いです。
また、夜間の歯ぎしり・くいしばりがある方は、日中も無意識に噛み癖が出ていることが多いです。
起きている間は唇は閉じつつ、歯と歯を離すように意識すると効果的です👍✨
夜間の歯ぎしりやくいしばりは80%以上が睡眠が浅い時に起きます。
できるだけ心地よい睡眠で深く眠ると歯ぎしりが減らせます!
他にも夜間にマウスピース(ナイトガード)をつけて寝るのもとても効果的です✨
歯ぎしりやTCHなどの「過剰な力」は歯の経年劣化を加速させ、
思いもよらなかった「歯を失う原因」になってしまいます。
「歯を食いしばって頑張る」という表現もありますが、
歯を守るために「力による負担」に早めに気づき対策をとるのが大切です❗️
ぜひかかりつけ歯科をつくり、定期的なメインテナンスで大切な歯を守っていきましょう🦷