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こんにちは😃
北浦和かねこ歯科クリニックです🐈⬛⭐️
今回は、歯や体の健康に繋がる、梅の食べ方についてのお話しです。
梅は、虫歯と歯周病の予防に繋がると言われています☺️
一方で、摂り方によっては歯を溶かしてしまうことがあります。
果物は酸を含んでいます。「クエン酸」(レモン、オレンジなど)や「リンゴ酸」(リンゴ、ナシ、モモなど)「酒石酸」(ブドウなど)があります。
梅は主に、クエン酸を含む食品です。クエン酸は、摂り方によっては歯を溶かしてしまいます⚠️
酸の強さを表す指標に、解離定数(pka)というものがあります。この数値が低いほど酸蝕を起こす力が強く、歯が溶けやすいです。
クエン酸は解離定数が低いです😲
1日に何度も梅干しを食べたり、長時間食べている方は、頻度を減らしたり、短時間で食べるように気をつけてください☺️
また、梅干しを毎日食べる方、よく食べる方は、食後に口をゆすいで、お口の中に残る酸を取り除いてくださいね😉
最初にお話しした通り、梅にはメリットもあり、虫歯や歯周病の予防に繋がります⭐️
梅干しは、唾液の分泌を促す「清掃性食品」です☺️
唾液の分泌は、虫歯の予防に繋がります🙆♀️
数年前に報告された研究によると、梅の果肉から抽出した成分(MK615)が、歯茎の炎症を抑え、歯周病の進行を抑制することが明らかになっています😄
歯周病は、歯の周りの骨(歯槽骨)が溶けていく病気です。
その際に重要な役割を果たすのが破骨細胞ですが、MK615が破骨細胞の働きを抑えて、骨の破壊を抑制できることがわかりました☺️
そして、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑える効果も明らかになっています!
食べ物にはメリットもあればデメリットもあり、選択や摂り方、量がとても大切です🌸
梅は、摂り方や量に工夫していただくことで、歯や体の健康に繋がります☺️梅を食べる際にはぜひ、気をつけてみてください✨